2016年10月11日

ましろのおと1-8巻 感想(以下続刊)


現在は16巻まで出ています

はっきりとは書かれていないのですが、1-8巻が1部という雰囲気で9巻からが2部という感じ
今回は学生としての活動がメインになってる1-8巻の感想です。

実は漫画の中身を知る前は「ましろ・のおと」みたいな可愛いほんわか少女マンガなのかしらと思っておりました、その後本編を知って「ましろの音だったのか」と呟いたりしたのですが、カバーしてて気がつかなかった1巻の拍子折込部分に「ノート」と「音」の両方の意味があると書かれておりました。

世に出ぬ天才津軽三味線演奏者だった爺さんに育てられた主人公
(母はいるけど、母親らしさは微塵もなく歪んだ家族愛はあるけれど金と自分のプライド優先という雰囲気)
自覚はないが、天才的な能力を持ちながら、祖父と同じように別に世間に認められなくても…というスタンス

ただすぐれたその演奏を聴けば、誰もが主人公を大会やら、きちんとした演奏会に誘い出したくなる腕前で、本人も無意識に三味線をしたくなる…という日常やり取りが色々あり、東京の高校に転校したことから高校三味線甲子園に出場

優れた演奏だけど、「天才独自」(祖父)の演奏と、「主人公独自」の演奏がミックスしきれておらず中途半端と評価はなかなか辛めにうける
それでも全国三位はなかなかのもの…と周囲は思うけれど、主人公は「自分はこれから三味線で食べていく」と高校を退学してしまうところまでが8巻です。

もともと花とゆめといった少女マンガ出身の作者さんですが、代表作の『赤ちゃんと僕』も『しゃにむにGO!』も男性でも読める少女マンガとして上げられることが多い、ちょっと骨太(女の子はむっちり可愛い系が多め)の男性が主人公の作品ですので、こちらの少年誌連載でもまったく違和感がありません

また、三味線というのもあまり漫画で取り上げられることのすくない分野ですので、いまいち曲なども脳内で展開しにくいのですが、観客の反応が音=情景として画く という形なのでわかりやすく、三味線に興味を持てます。

メジャーな題材…とはいい難いのですが、天才型主人公の天才としての苦悩や、世間知らずっプリ、要所要所に出てくる魅力的なキャラクターと三味線を知らなくても、むしろ興味を持たせてくれる漫画です。
posted by SNAO at 19:07| Comment(0) | リンク
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