2016年10月30日

神のごときミケランジェロさん みのる/感想



興味のない人には、まったく興味がないでしょうが、少しでもルネッサンス期が好きーという方なら楽しく読める一冊かと。
ルネッサンス三代巨匠として有名な、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロとラファエロですが、人当たりと見てくれのよさで大抵褒められる他二人と違い、見てくれ外見ともども「偏屈おやじ」的な扱いを受けることが圧倒的多いミケランジェロの、こだわりとそのルーツが楽しく理解できる一冊

有名な絵画がいっぱいあるミケランジェロですが、当人はあくまで自分を「彫刻家」と思っていただとか、浮いた噂のないこの人が、生涯たった二人(男一人女一人)プラトニックに好きになった人だとか、自分を批判した人を地獄の住民として画いたりだとか楽しいエピソードが満載
(漫画の中に、その地獄の住民に描かれた儀典長が「ちょっとこれひどい!」と法王に泣きついてなんとかしてくれといいますが、法王は「ごめん地獄は管轄外だわ」と流したのも史実です)

別の作者さん(っていうかアンソロジー形式)に
イケメン男子風に芸術家をまとめた「美術男子」という本がありましたが、あわせて読むとわかりやすいです
※ただしこちらの美術男子は、文字部分はともかくイラスト部分は史実まる無視どころかあえてコスプレでもさせてるのかという風体ですので、そういった時代考証丸無視でも楽しめる方でないと非おすすめ

posted by SNAO at 10:41| Comment(0) | ま行の作家
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