2017年11月25日

アルテ 1巻/2巻 大久保圭 感想


現在7巻まで発売中で…まだ連載しているのかな?
とりあえず1・2巻を読んで面白かったので感想です。
フィレンツェの文化芸術ルネッサーンス!時代前後と言えば、天才ダヴィンチやミケランジェロ、もしくはラファエロ関係などでよくみかけるのですが、女性が主軸の芸術目線ってはじめてかも

「画家になりたい!」と望む上流階級の娘
父親は死に、母は早くと嫁げと説教をし「こんな生活はいや!」と髪をばっさり切って工房へ
弟子希望になっても「女なんか認められるか!」とどこでも断られ、それでもねばりがちで風変わりな弟子を誰も持たぬ絵描きに弟子入りし…というお話

展開的にはどこかで似たようなお話を見たことある…と思ってしまうのですが、舞台や綺麗な背景など見ごたえありで、楽しめました。
高級娼婦の光と闇、その光に惹かれつつも人の心をもてあそぶなんてひどい!という主人公はまっすぐだけれど何もわかっていないという表現が、うまく伝わってきてその白い無邪気さを高級娼婦が愛でているところは、素敵なやり取りです。

作者さんはお名前から男性かな…と思い、絵柄から女性作家さんかな…となって、似顔絵が狸でどっちだ…となりましたが、旦那さんがいるらしいので女性ですね(いや世の中には夫がいる男性もいるかもしれませんが…)

まっすぐな育ちの良さと、それゆえの無邪気な悪意のない刃、それに振り回されてしまう庶民というのが、それぞれの立場でうまく描かれていて続きが気になっております。
できれば師匠と安易なラブストーリーにはなってほしくないなあ…とまだ未読の巻のレビューやあらすじを追ってったら、ラブストーリーにならないどころか離れていったのは衝撃でした。
posted by SNAO at 18:25| Comment(0) | あ行の作家
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