2016年06月04日

ファサード16巻 感想 篠原烏童

ファサード(16) [ 篠原烏童 ]
価格:669円(税込、送料無料)




ずっと好きなのですが、何年も前から不定期に連載をされている漫画なので、書店に並んでいて初めて気がつくというパターンです。
今回は【16巻が売ってる!!】とゲットして今調べたら、17巻も売ってるのですね…
はよ読みたい

聖戦というとイスラムvsキリスト教ですが、今回は基本はこれなのに、サラディンが獅子
そしてテンプル騎士団のジャック・ド・モレー(人生の2/3は不明だけど、テンプル騎士団の最後の総長)が翼ある人という異世界設定です。
ファサードのツインの翼がうまく本文中で活用されていて、なるほどーと感心したり

日本人の宗教観からすると、キリスト教の神とイスラム教の神って同一だし、だからこそ聖地も同じなのに何故そこまで争うのか…と思いますが、神が同じで奉り方が違うっていうのは、かえってまったく違う宗教と違って妥協点がないから厳しいのかなあ
(よくアラーの神様という言い方がされますがこれは間違いです、アラーは名前ではなく「神様」という意味)

聖地は現在キリスト教のものだけど、中心にいるのは堕落した者達ばかり
異教徒であるサラディンは獣の姿をしていながら、尊敬できるエピソードが多く、また天使に間違えられているファサードが、サラディン側にいることから、モレーが動揺しているまま16巻は終了

…この動揺が、史実と同じ悲劇に繋がらぬよう祈って17巻探します
posted by SNAO at 20:26| Comment(0) | さ行の作家

2015年06月28日

神主さんの日常 瀬上あきら/感想



2巻も発売されているようなのですが、すみません
現時点では1巻のみの感想で

『坊主’DAYS』やテレビのゴールデンタイム進出
ぶっちゃけ寺などで、お坊さんの日常や裏話といったものは
色々知る機会が増えたのですが、神主さんって知らないなあと
思っていたところで出合った本。

リアルにお寺の娘さんだった人のお話の坊主daysに比べると
どうしても取材をして描いた漫画だけに、又聞き的な情報が
多く、当事者のお話での表現ではないのですが、それでも
色々興味深かったです

参拝するのにお清めをしないで入ってくのは超失礼あたりは
まあわかるのですが、お賽銭を投げちゃダメとか、お供えした
鴨がお米食べちゃうなんてのは、正直ちょっと、見てみたいw

お守りもお札と同じで、1年(もしくは叶った時点で)
お焚きあげが必要とか知らない方も
結構多そうなのでは

2巻はどのような内容が取り上げられているのか、興味あります



タグ:瀬上あきら
posted by SNAO at 13:12| Comment(0) | さ行の作家

2014年10月26日

うつほ草紙 全3巻 諏訪緑/感想




以前、A5サイズ版で全5巻を持っていたのですが、貸したまま行方不明になってしまい、買いなおした文庫版3冊です(笑)

この作者さんの作品は、基本的に恋愛感情だとか、ものすごい剣戟のある活劇だとか(玄奘さんは結構武闘派でしたがw)はないのですが、全体的に壮大なテーマというか世界観があって、ふとした折に読み直したくなります。
この作品は二部構成で、前半は天才で琵琶の名手であった主人公が、その才能ゆえにうとまれ、海外へ派遣という名目で送られることからはじまります。
当人は海外留学的なもので、それを中央に認められたと喜んでいたのですが、実際は邪魔だから仕組まれたとしり、乗せられた船も海外に行けるようなものではなかったとしり、また自分が不在の間に両親なども命を落とし…と不遇が続き、世界を恨むようになってしまうという設定。
…暗いようですが、基本主人公が前向き…というか自分天才だしという強さを曲げないので、マイナスイメージはそれほどありません(笑)

二部は帰国した主人公の娘と、その息子(つまり一部主人公の孫)がメイン。
とある琵琶を中心に、その時代の政治が無茶苦茶なのは今実験を握ってるやつ=一部主人公を海外に送った男が悪いという空気が、なんとなく漂っており、しかし実はその男の養子と主人公の娘の間に息子が生まれていたと、複雑な人間関係が判明。

各自の思惑やら、色々な政治がらみのお話やらが盛り込まれ、漫画物語なのに、映画や小説をよんでいるような細かい要素が色々入り込んでいるのが凄いです。

おすすめしたいターゲットとしては、歴史系の作品が好きな人。
ただし恋愛要素はほとんどありませんので、ラブロマンス好きには、物足りないかもです


←読んだよ♪かわりにクリックくださると嬉しいです


posted by SNAO at 16:04| Comment(0) | さ行の作家